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Bird

Year:2014
Category:蛇口用ハンドル
Material:亜鉛
Client:株式会社 水生活製作所

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ガーデニングを好む生活者の中には、園庭にバードハウスを設置して小鳥に餌場を提供する人々が数多く存在します。小鳥が立ち寄ることができる温かな園庭は、一つの理想像であると言えます。

この「Bird(バード)」は、庭に迷い込んだ小鳥が、蛇口の上で翼を休めているかのような姿をモチーフとしたハンドルです。蛇口のハンドルには、写実的な鳥の銅鋳物を用いてきた長い歴史があり、その歴史に敬意を払いつつ堅牢な亜鉛ダイキャスト製の現代的なデザインとして蘇らせました。

その流麗な形状は、手に優しくフィットして回しやすく、汚れがたまりにくいため衛生的です。

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SH212

Year:2013
Category:シャワーヘッド
Material:ABS樹脂、ゴム
Client:株式会社 水生活製作所

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「SH212」は、ユニットバスの備品としてOEM供給されることを目的に開発したシャワーヘッドです。課せられた条件は「徹底的な軽量化とコストダウン」と「使いやすく審美性の高いデザイン」でした。

単純にグリップを細くすることは簡単ですが、それでは使い勝手が損なわれてしまいます。そこで、散水板の根元部分を可能な限り削ぎ落とす方法に帰結しました。その削ぎ落とした部分に発生するエッジと、グリップ感を向上させるための本体側面のエッジが、一つのエッジに融合していくデザインを考案し、ディテールの美しさにも配慮。

水圧を高めた散水板により節水能力が向上。固定ボルトは通常のシルバーメッキではなく黒メッキを採用し、十字穴を目立たなくする効果を狙いました。

通水路を「骨」と仮定するならば、「必要な筋肉を残して、無駄な脂肪を落とす」というフィットネス的なデザイン作業により、業界最軽量を実現しました。

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おぷろかっさ

Year:2012
Category:美顔プレート
Material:白磁
Client:株式会社 水生活製作所

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株式会社水生活製作所が展開する入浴剤「おぷろ」ブランドの美顔プレートです。全ての凹凸に機能を持たせた無駄のないシンプルなデザインを追求し、可能な限りのコンパクト化を実現しました。

中央に設けた楕円状の凹みに、トレードマークであるキャラクターのレリーフを施すことで、滑り止め効果とブランドの訴求を狙いました。

素材には清潔感のある白磁を用いており、小さいながらも愛知県瀬戸市で製造される、立派な「せともの」です。

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Tria saucer

Year:2012
Category:植木鉢用受皿
Material:ポリプロピレン樹脂
Client:株式会社 フラワーベース

Product photo:HAJIME ITO

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「Tria専用の受皿が欲しい」という市場からの強いリクエストに応える形で、このプロジェクトはスタートしました。三角形の外観やオリジナルの表面シボ、裏面の脚形状など、Triaを踏襲したデザインになっています。

重量のある植木鉢を載せるため強度が必要となりますが、裏面のトラス状のリブで、剛性を向上させています。斜面を施した太めのリブにすることで、通常のリブが持つ「安っぽさ」を払拭し、美しい裏面が出来上がりました。

上面の隅には、植木鉢がピタリと気持ちよく収まるガイドを設け、誰でも簡単に美しく置けるように配慮しました。ガイド自体も外観に合わせて、三角形が羅列したデザインを考案。一見、ガイドとは分からないようなアクセントに昇華させました。

植木鉢と同じく、5・6・8・10号の4サイズを展開しています。

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Drago

Year:2012
Category:蛇口一体型水栓柱
Material:青銅、黄銅、アルミニウム
Client:株式会社 水生活製作所

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この「Drago(ドラーゴ)」は、堅牢な直径43ミリの支柱に、蛇口とホース接続水栓を備えた蛇口一体型水栓柱です。水栓器具の市場で根強い「レトロモダン」をコンセプトとし、蛇口の起源である水の守護神「龍」をイメージしたデザインになっています。

スタイリッシュな曲面とクラシカルな印象を融合した上部の蛇口には、龍の角を想起させるT字型ハンドルを装備。統一感を持たせるため、ホース接続水栓にも同じハンドルを用いています。支柱の中央付近に位置するため、例えるならば龍の「かぎ爪」でしょうか。

ブリティッシュグリーン・ワインレッド・ホワイト・ブラック・シルバーの5色の支柱を揃え、その高級感溢れる重厚な外観は、園庭空間の主役となる存在感を醸し出しています。

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ふりふりキッチンシャワー

Year:2012
Category:シャワーアダプター
Material:ABS樹脂、ジュラコン樹脂
Client:株式会社 水生活製作所

Product photo:HAJIME ITO

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概要を表示

従来の泡沫・シャワー吐水に、新たな「溜水」機能を加えた三段切替と、シンクの洗浄作業が容易な約27°の首振機能を持つ、キッチン用水栓に取付ける節水アダプターです。「節水しながらも、より快適で気持ちの良いキッチン作業」をコンセプトに、機能性・デザイン性を追求した次世代のスタンダードモデルです。

このような「つかんで回す」類いの製品は、滑り止めのための凹凸が設けてある場合が殆どです。しかし、それらは汚れが溜まりやすく不衛生であり、何と言っても美観を損ねる要因となります。

この「ふりふりキッチンシャワー」の美観と握りやすさが融合した優しい「おにぎり」形状は、その問題解決を念頭において考案したデザインです。三つの頂点が、訴求ポイントである三段切替を暗示させる意味も込めています。

画一的なローレットを廃し、見た目に楽しく汚れが溜まりにくい「ウェーブ」形状の固定ナットには、鮮やかなカラーを施しました。多様化する生活者の趣味・嗜好に応えるため、この分野の製品では初の多色展開を提案しています。

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JF121(浄水器専用水栓121型)

Year:2012
Category:浄水器専用水栓
Material:青銅、黄銅、ABS樹脂
Client:株式会社 水生活製作所
Award:2012年度グッドデザイン賞

Product photo:HAJIME ITO

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2012年度グッドデザイン賞を受賞したアンダーシンク型浄水器に使用する専用水栓です。クライアント企業が多数揃える、浄水器専用水栓のフラッグシップモデルに位置する製品になります。

新設計のコンパクトな止水ユニットを内蔵するなど、長く使用していただくためにはどうしたらいいかと部品ひとつひとつを丁寧に見直し、内部・外観共に「美しい」製品造りを追求しました。

浄水器専用水栓はキッチン水栓と一対で使用されるため、あまりにも過剰なデザインは、キッチン空間を破綻させる結果になります。この吐水口から底面にかけて滑らかにつながるデザインは、シンプルな美しさと高い調和性を誇り、清掃が容易でメンテナンス性にも優れます。

操作性を考慮した大きな面状の突起部を持つハンドルは、円筒部と突起部が一本のエッジでつながる形状にし、ディテールの美しさにも配慮。フラッグシップに相応しい佇まいを表現したデザインに仕上がっています。

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Venus

Year:2011
Category:蛇口
Material:青銅、黄銅
Client:株式会社 水生活製作所

Product photo:HAJIME ITO

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現在の市場には、直線を主体としたモダンな蛇口が少ないという点に着目しました。その事象を基軸とした上で歴史ある蛇口の「新たな典型の探求」をテーマに、このプロジェクトは出発しました。

蛇口の場合「固定こま」と呼ばれる止水ユニットを、どこに配置するかで外観が決定付けられるのですが、その部品が想像以上に長くて納めるのに難儀しました。

様々な試行錯誤を重ねた結果、止水ユニットを根元に設置し「壁からハンドルが生えた」ような構成のアイデアに帰結しました。本体は、止水ユニットの呪縛から解き放たれてシャープな印象となり、過去に無い" V "という強い記号性を創出できました。

直線を主体としながらも、緩やかな曲面を融合させ、金属感を活かした深みのある造形に昇華。四角形を基調とした大きなハンドルは、シンプルな美しさと、回しやすさが同居したデザインです。

「Venus(ヴィーナス)」は菜園を司る女神であり、全体感を表す" V "を頭文字としていることから命名。完成した本製品は、飽和した市場の中で確実に際立つものになりました。

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Lesena

Year:2011
Category:水栓柱
Material:アルミニウム、ポリスチレン樹脂
Client:株式会社 水生活製作所

Product photo:HAJIME ITO

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「Lesena(レゼーナ)」 は、アルミニウム押し出し成形材の屋外用水栓柱です。「Lesena」とは、イタリア語で「装飾用の付け柱」を意味します。

デザイン条件としては厳しく、コストアップを抑制するため「上部キャップは既存製品を流用する」ことを求められました。非常に頭を悩ませましたが、「多面体」形状にすることを閃きました。

上部キャップの円弧部分をそのまま多角形化するので、上部キャップも違和感無く収まり、柱自体が「プリズム状」に反射するという新たな魅力も生まれました。また、水栓柱は前後二つの押し出し成形材で構成されるため、どうしても目地ができてしまうのですが、その目地を多面体のコーナーに合わせることで、目立たなくする工夫を施しました。

制約を逆手にとることで、開発コストを抑制しながらも魅力的な製品が出来上がりました。

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Tria

Year:2011
Category:植木鉢、花器
Material:ポリプロピレン樹脂
Client:株式会社 フラワーベース

Product photo:HAJIME ITO

概要

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「Tria(トリア)」は、園芸農家や花材業者向けに開発されたプラスチック鉢です。

製品単体で売られるのではなく、植物とともに流通していくため、デザインが主張しすぎていては、その関係性を壊してしまいます。長い時間をかけて植物を育て愛でるように、飽きることなく使用出来るタイムレス(流行を超越する)な価値観と、他には無い新規性が融合したデザインが求められました。

そのような背景から、昔から馴染みのある形でありながらも他のプラ鉢では殆ど存在しない三角形を採用しています。三角形のシャープで緊張感のある印象は、たおやかで優しげな植物を引き立て、より美しく演出することができると考えています。

上面から底面にかけて少し「ねじれ」ている形状になっていますが、見る角度により表情を変化させ、私たちに心地良い「違和感」を与えてくれます。

「日本一こだわったプラ鉢を創ろう」というスローガンの元、オリジナルで起こした表面シボや、普段は見えない裏面の脚や底穴形状に至るまで徹底的にデザインを追求し、いわゆるプラ鉢の「安っぽさ」を払拭しました。

5・6・8・10号の4サイズ展開で、全サイズにフラワーアレンジメント用の底穴無しタイプもあります。売り上げの5%は「あしなが育英会」に寄付され、平成23年3月に東北地方で発生した未曾有の大災害「東日本大震災」で被災した子供たちのために使われます。

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Flowmeter

Year:2011
Category:流量計
Material:ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂
Client:株式会社 水生活製作所

Product photo:HAJIME ITO

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浄水器に設置し、セット販売される流量計のリニューアルデザイン。生活の中の小さな存在ですが、浄水カートリッジの交換時期を液晶表示する、とても便利な機器です。

旧製品よりも内部機構が大型化するため、可能な限りのミニマルデザインを追求しました。上面を傾け、正面からの視認性を高めたディスプレイ部は、知的な印象のネイビー色と、整然と並んだ表示により、「正確で堅実な道具」という製品特性を直感的に伝えます。

本体を大きくして、曲面を多用したフォルムにすることも検討しましたが、「控えめな印象」や「周囲との調和性」も大切なデザインの作法であると思い至りました。半球形の電池カバーをはじめ、多数の旧製品パーツを流用しているのですが、可能な限り「投資と資源を抑制する」ことも、美しい作法の一つであると考えます。

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one

Year:2011
Category:手洗い水栓
Material:青銅、黄銅
Client:株式会社 水生活製作所

Product photo:HAJIME ITO

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「one(ワン)」は、狭小空間でも使用できることをコンセプトに、高さ250ミリのトールタイプでありながらも、奥行きを抑える工夫を施した手洗い水栓です。

タンクレスの便座を選択し、別に水栓器具を取り付けるトイレ空間も増えており、そのようなニーズにも応えることができるでしょう。

操作部が何も無いかのような「徹底的にシンプルで静かなデザイン」を目指し、空間効率の悪い従来の大きなハンドルではなく、吐水口のすぐ上方に凹型ハンドルを設置する構成を採用しています。

この「one」は、吐水口から底面にかけて傾斜した線でつながる形状が特徴であると言えます。全体的なバランスや止水機構の関係で、この形状がベストだったのですが、実は、この種の水栓は「パイプを曲げて切った」だけのような円柱型のデザインが多く、この傾斜自体が控えめな個性となりました。

「one」という名前の由来は非常に単純ですが、横からのシルエットが数字の「1」に見えるからです。とても潔くて、この製品にピッタリだと思いました。

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Lapis

Year:2011
Category:蛇口用ハンドル
Material:亜鉛
Client:株式会社 水生活製作所

Product photo:HAJIME ITO

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屋外に設置された蛇口からの水盗難が社会問題となっており、それを防止するための、取り外して保管可能なセキュリティ・ハンドルなるものが存在します。ハンドルが蛇口をひねるための「鍵」となっているわけです。

しかしながら、過去の製品は美観という面において十分ではなく、その小さな部品は、どこかに無くしてしまう恐れもありました。

この「Lapis(ラピス)」は、徹底的に「ハンドルらしさ」を取り除いた、左右比対称のオブジェ的なデザインとなっています。取り外されて、例えば室内のテーブル上に置かれても様になるように考えました。

水流で角が丸くなった石のような形状は、金属感と曲面が融合した造形美だけでなく、手の平全体でつかむことが可能な回しやすいハンドルとなっています。

厳格なセキュリティ・ハンドルが、使うのも眺めるのも楽しいものとして生まれ変わりました。

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Year:2011
Category:スタッキングチェア
Material:ナラ無垢材、ファブリック
Award:IFDA 国際家具デザインコンペティション旭川 2011 ブロンズリーフ賞
Organize:IFDA 国際家具デザインフェア旭川 開催委員会
Trial manufacture:コンセント ファニチャー、椅子工房 コンティニュー

Product photo:IFDA 国際家具デザインフェア旭川 開催委員会

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三年ごとに開催される、国内で最も権威ある木製家具のデザインコンペティション「IFDA 国際家具デザインコンペティション旭川」の受賞作。同コンペティションは、学生時代からの憧憬が詰まった存在でしたが、気負うことなく自然体のデザインで臨み、素晴らしい結果を得ることができました。

椅子は、既にある原型のようなデザインが好きなのですが、そのようなものは多くの名作が存在し、単純な意図では新たに創出する正当性が見当たりません。

この「catena(カテーナ)」は、スタンダードな椅子を構成する線に対し、「一筆書きができる二本の線として再構成する」というテーマを課してデザインしたものです。

二本の線が滑らかに繋がるように各部材の端部や接合部の曲線を調整する中で、スタッキングを可能にするため外側へ飛び出した後脚と、座面の側面が美しく繋がるなどの調和をもたらしました。

結果的に、堅実な道具として日常生活に馴染みながらも、ディテールをつい目で追ってしまうような精巧感と、そこから技術の高さが伝わるような椅子が出来上がりました。

微細なコンセプトを見抜き、応募総数900点の中から、三位相当のブロンズリーフ賞に選んだ審査員の方々に対しては、流石という言葉しか思い浮かびません。

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Year:2010
Category:蛇口
Material:青銅、亜鉛
Client:株式会社 水生活製作所

Product photo:YUSUKE MIYAKE

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蛇口の定番の一種として、前方部にハンドルを設置した、言わば英字の「T」を90度回転させたような形態が存在します。それらの多くは、アンティーク仕上げが施され「レトロ調」路線で販売されています。

この「horn(ホーン)」は、その蛇口の一つの歴史に敬意を表しながらも、現代的なデザインを融合させるべく臨んだ蛇口のプロジェクトです。

前述の「レトロ調」蛇口は、共通点として吐水口が真下を向いたデザインとなっているのですが、これを使いやすい最適な角度に変更しました。その吐水口とハンドルを結ぶラインを試行錯誤した末、美しい弧を描く雄牛の「角」のような生命力溢れる造形に帰結しました。

ハンドルは、その独特な縦長の印象を大切にするため、本体上部の三カ所を「スパッ」と切り取った、シンプルな形状を採用しています。

後になって「古代には動物起源の器も多く、牛の角を水筒として利用した」という話を思いだしました。なるほど、水と角は全く無関係ではなかったのです。

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OVAL

Year:2010
Category:蛇口
Material:青銅、亜鉛
Client:株式会社 水生活製作所

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庭先や公園など屋外に設置されることの多い蛇口は、街灯や信号機と同じ公共性の高い製品であると考えます。そのような性質の製品をデザインできることは、この上ない喜びでデザイナー冥利に尽きます。

初めて取り組む蛇口は、皆が頭の中で思い受かべるイメージと全く違うデザインではなく、今ある環境に直ぐさま順応できる「新たな定番」となり得るものを創ろうと心に決めました。

この「OVAL(オーヴァル)」は、一般的な蛇口の端部や断面にある正円を楕円に置き換えることで、その目標の実現を試みたデザインです。

単純に置換するだけではなく、それぞれの断面を滑らかに繋ぐことで、原型を残しながらも流麗な曲面を持つ蛇口が完成しました。この滑らかな曲面により、鋳造の不良率低減という生産性の向上も実現できました。殆ど気がつかないと思いますが、隠れた遊び心としてハンドルの縦横比も楕円の比率となっています。

試作品を知人に見せた際「どこをデザインしたの?」と聞かれたぐらいで、屋外にある全ての蛇口が、ある日突然この製品に変わったとしても、違和感の無い景観となるはずです。

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Senobi

Year:2010
Category:子供用踏み台
Material:木の端材
Client:有限会社 アーティストリー

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店舗内装用家具の製作を業務とする企業の、製造段階で生じる端材の有効活用を目的とした家具プロジェクトへの提供デザイン。キャラクターがプリントされたものや、粗悪な素材の製品ではなく「本格的な無垢材の家具を子供に届けたい」と思いデザインした踏み台です。

霰(あられ)組継された本格的な脚と対比する、子供が画用紙に書いた正円や楕円でもない、石ころやジャガイモにも見える不定形な天板は、背伸びをしていても、やはりまだ幼い子供を表現しました。

テーブルやスツールとして様々な使い方ができ、仲の良い兄弟のように「いつも側にいる」存在の家具となります。天板は、異なる樹種を集成した仕様もあり、端材ならではの様々な表情が楽しめます。

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brim

Year:2009
Category:ごみ箱
Material:ポリプロピレン樹脂
Client:株式会社 服部樹脂

Product photo:YUSUKE MIYAKE

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全国の100円均一ショップで販売することを目的としたプラスチック製ゴミ箱です。

携わってから知ったのですが、いわゆる「ヒャッキン」製品は意外と日本製が多いのです。このゴミ箱も金型から射出成形まで全てが日本製であり、自国の製品を安価で購入できることは、生活者側から見れば素晴らしいことです。

ただ開発側としては、デザイン以前の問題として、厳しい原価計算が大きな制約として立ちはだかります。使用できるプラスチックの量に上限があり、その範囲内で魅力的な外観と機能性、必要な容量、強度という条件を達成するゴミ箱をデザインしなければなりません。

この「brim(ブリム)」は、強度を得るため折り返した上面の形状が特徴的で、ゴミ袋用のフックを内蔵した持ち手を図形的に配置させています。フックは便利ですが、使わない場合は生活感が出過ぎてしまうため、このようなデザインを考案しました。

上面と底面で形が違う徐変形状を採用していますが、これは陰影の美しさと同時に部屋のコーナーへの納まりを意図しました。スタッキング性にも優れており、輸送効率向上も実現しています。

安価と言っても粗悪品を作っては心が痛みます。大量に流通する製品こそ、丁寧にデザインすべきです。価格は安いが、「デザインは安くない」製品が出来上がったと自負しています。

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HEXA

Year:2009
Category:マガジンラック
Material:木曽ヒノキ
Client:有限会社 大橋量器

Product photo:YUSUKE MIYAKE

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枡の技術を活用した新たな製品開発として、三名のデザイナーにそれぞれテーマが与えられ、私の担当は「小物家具」でした。

この「HEXA(ヘキサ)」は、正六角形を変形させたスマートな箱型のマガジンラックです。

工場見学の際に話を聞いたのだが、霰(あられ)組継は角度が大きいほど難しいということでした。それならばと、技術の向上を図るという意味で、あえて160°の角度を持つ難易度の高い形状を提案をしました。

試作して判明したのは、角度が大きくなると小口と表面の色の差が弱くなり、「表情が柔らかくなる」ことでした。その見たことのない表情を気に入り、そのまま製品に生かそうと考えました。

「偶発的に生まれた」素材の新しい魅力が、主役に転じたデザインです。

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90°

Year:2009
Category:マガジンラック
Material:木曽ヒノキ
Client:有限会社 大橋量器

Product photo:YUSUKE MIYAKE

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枡の技術を活用した新たな製品開発として、三名のデザイナーにそれぞれテーマが与えられ、私の担当は「小物家具」でした。

枡の製造現場を見学した際に着目したのは、羅列する霰(あられ)組継の幾何学な美しさと、高い直角精度でした。

この「90°」は、その二つの要素を昇華させるべく「直角」をキーワードにして、側板と棚板を幾何学的に構成したマガジンラックです。

一見、何でも無いような形態ではありますが、側板を接合するために羅列した霰組継、直角で交差する二枚の棚板、小口の面取りといったディテールから、枡製造のアイデンティティが感じ取れます。

「ビシッ」と角度の出た接合部や端部を持つ木工製品は美しく、技術力を感じさせるのです。

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Drop

Year:2008
Category:携帯ハンドソープ容器
Material:ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂
Award:エコ・プロダクツデザインコンペティション2008 ファイナリスト
Organize:エコ・プロダクツデザインコンペティション実行委員会

Product photo:HAJIME ITO

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「ウェットティッシュや使い捨ておしぼりの使用を抑制し、ゴミ削減や地球資源の節約に役立つ携帯ハンドソープ容器」を課題テーマとするデザインコンペティションへの出品作。

この「Drop(ドロップ)」は、誤作動防止の保護キャップを必要としない、回転機構のみでオン・オフを切り替える構造を提案したデザインです。

使用時は突出したノズルから、ダイレクトに石けん液を届けることが可能であり、非使用時にはノズルが本体にロックされ、携帯する上で便利なスティック形状になります。

保護キャップの省略は地球資源を節約し、使用時の手間を省きます。携帯に相応しいサイズと形状、簡便性を美しい「水滴」を模したデザインにまとめました。

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Otsukimidai

Year:2008
Category:提灯
Material:和紙、鉄、ヒノキ集成材
Client:岐阜提灯共同組合
Trial manufacture:株式会社 オゼキ

Product photo:YUSUKE MIYAKE

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「お月見」をテーマとした岐阜提灯プロジェクトへの提供デザイン。

この「Otsukimidai(オツキミダイ)」は、提灯と木製の天板を組み合わせた、サイドテーブルのような照明器具です。

天板の上に団子やススキを供えて灯りを灯せば、どこでも中秋の名月を楽しむことができます。「Otsukimidai」の灯りが、そこに集う皆を優しく照らし、風流な「お月見」を演出するのです。

また、他の行事でも「お供え」の祭壇となり、日常では飾り台として使用出来ます。提灯を年中使用できる製品にすることで、主にお盆用に用いられる岐阜提灯業界の繁忙・閑散期の波という問題を解決できないかと思案しました。

「そろそろ、お供えの準備しなくちゃね」「今度は何を飾ろうかな」季節を問わず、家族の会話が聞こえてくるような岐阜提灯が出来上がりました。

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MOKUSEIJIN

Year:2007
Category:玩具
Material:木の端材
Client:ワールド・オリベ・デザイン・フォーラム
Trial manufacture:有限会社 平田木工所
Packaging design+naming:SHUZO KATO

Product photo:JUN SUZUKI

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製紙用の木材チップを製造する企業の端材を用いて、子供用玩具として有効活用するプロジェクトへの提供デザイン。

この「MOKUSEIJIN(モクセイジン)」は、「端材から生まれた木の妖精」をテーマにした積み木です。五人一組でパッケージされ、それぞれ表情が異なっているのが特徴です。

その可愛らしい印象とは裏腹に、全てのRを統一した体は様々な組み合わせ方が存在し、本格的で奥が深い積み木になっています。

2007年にJR岐阜駅で行われた「再生 もったいある、暮らしのデザイン展」で発表。少量生産であったため、売価も安くはなかったのですが、数セットを買っていただきました。

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WAVE door hook

Year:2004
Category:ドアフック
Material:ABS樹脂、ステンレス
Award:デザイン・コンペティション海南 the final 大賞
Organize:海南デザイン・ビエンナーレ

Product photo:NOBUYUKI KANAGAWA

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和歌山県海南市は、タワシをはじめとする日用品の一大生産地で、デザインを通じた地場産業の振興を目指して1996年から2004年までデザインコンペティションを隔年開催していました。国内の大きなコンペティションの一つであり、複数の世界的な日本人デザイナーが審査員を務めるコンペティションは、他に思い当たりません。

この「WAVE"door hook(ウェーブ・ドア・フック)」は、その最後を飾る「デザイン・コンペティション海南 the final」において大賞を受賞した作品です。

課題テーマの「室内物干し具」に対して、非使用時にインテリアと調和するシンプルさと、使用時のシンボリックなフォルムを一つにまとめたドアフックを提案しました。開口させることにより現れる「ウェーブ」はハンガーを掛ける為の機能的な形であり、ユーモアのある表情を見せます。

数多くの種類が存在する成熟したカテゴリーの製品でも、潜在的な欲求に気付き、新たな機能・造形を与えることで、より価値のある製品へ昇華させることができます。

決して派手な提案ではないが、「産地の未来はこうあるべき」という評価をいただきました。

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Hanger-look

Year:2004
Category:ハンガー収納
Material:ポリプロピレン樹脂
Award:富山プロダクトデザインコンペティション 2004 準とやまデザイン賞
Organize:富山県総合デザインセンター

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若手デザイナーの登竜門として認知された「富山プロダクトデザインコンペティション」の2004年開催時に、準とやまデザイン賞(2位)を受賞した作品。

この「 Hanger- look(ハンガールック)」は、物干しに使用する針金ハンガーを収納しておくことができる、過去には無かったプロダクトの提案です。課題テーマが「収納」であったことから、屋内を徹底的に観察した中で針金ハンガーの悲惨な状況を発見しました。

ハンガーのアイコンをそのままボックス状にした形状は、まるで二次元の世界から飛び出してきたかのような視覚的ユーモアがあり、もちろんフックやパイプに掛けておくことができる利便性があります。

内部には小物を収納出来る仕切りを設けてあり、 洗濯ばさみ等をしまっておけるところがポイントです。

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C

Year:1999
Category:ソファ
Material:ウレタンフォーム、ファブリック、鉄
Award:be sure「21世紀のソファ」デザインコンペティション 入選
Organize:トーソー出版

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現在は廃刊となってしまった「be sure」というインテリア情報誌が主催するデザインコンペティションの受賞作。生涯初めての出品ながら、1000点以上の中から入選したという思い出深い作品です。

アキッレ・カスティリオーニ氏、ヴィコ・マジストティ氏、セルジオ・アスティ氏という、伝説的なイタリア人デザイナーが審査員をされていましたが、当時は知識も浅く、恥ずかしながら「そこまですごい人」だとは知りませんでした。

課題テーマが「21世紀のソファ」であったことから、未来的な形状と、マジックのように座面が「浮いて」見える構造のソファを提案しました。

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Loop

Year:1999
Category:ベンチ
Material:タモ成形合板、ステンレス

Product photo:JUN SUZUKI

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反復する同形状の成形合板を用いたベンチの自主制作プロジェクト。日本的な「格子」をモチーフとしながら、成形合板の利点を活かした、曲線的で無国籍なオリジナリティのある形状を創出しました。

このベンチの機能的特徴は、格子の隙間を利用して、自由な長さにスライドできること。

友人、恋人、親子では、座る「距離感」が違うかもしれない。日本の路地文化にあった、人々が集う「縁台」のような役割を持つ、コミュニケーションを誘発するベンチの提案です。

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KEISUKE FUNAHASHI DESIGN

office.jpg愛知県犬山市の城下町にオフィスを構るデザイン事務所です。主に東海地方の中小企業と、緊密なコミュニケーションを図りながら、様々な製品開発のお手伝いをさせて頂いております。過去に手がけたデザインは、国際家具デザインコンペティション旭川ブロンズリーフ賞や、グッドデザイン賞といった権威あるデザイン賞を受賞し、高い評価を得ております。


designer.jpg代表:舟橋 慶祐
1975年 愛知県生まれ。1999年 名古屋芸術大学美術学部デザイン科スペースデザイン専攻卒業。家具メーカー、プロダクトデザイン事務所において、オフィス家具、自動車関連用品等のデザイン、及びリサーチ業務に携わった後、自らが代表を務めるデザイン事務所を設立。


講師
大同大学 情報デザイン学科 プロダクトデザイン専攻 非常勤講師
名古屋芸術大学 デザイン学部 プロダクト&スペースブロック 非常勤講師
瑞浪市窯業技術研究所 CAD講師

主な受賞
1999年 be sure「21世紀のソファ」デザインコンペティション 入選
2002年 130周年記念マーナデザインコンペティション 佳作
2004年 富山プロダクトデザインコンペティション 2004 準とやまデザイン賞
2004年 デザイン・コンペティション海南 the final 大賞
2005年 6thシャチハタ・ニュー・プロダクト・デザイン・コンペティション 深澤賞
2009年 伝統産業革新アクション・プログラム 伝統工芸デザイン・コンペティション 優秀賞
2011年 IFDA 国際家具デザインコンペティション旭川 2011 ブロンズリーフ賞
2012年 グッドデザイン賞
2015年 iF DESIGN AWARD 2015(ドイツ)
2015年 red dot design award 2015 winner(ドイツ)
2016年 グッドデザイン賞
2016年 German Design Award 2017 Winner(ドイツ)

主な展示会
2000年 21世紀のソファ展(東京デザインセンター)
2004年 デザインウェーブ・イン・富山 2004(富山県民会館)
2005年 デザイン・コンペティション海南 the final展(AXISギャラリーアネックス)
2005年 デザインウェーブ・イン・富山 2005(富山県産業高度化センター)   
2005年 デザイン・コンペティション海南 the selection展(arcoデザインギャラリー)
2006年 富山プロダクトデザインコンペティション展示会(リビングデザインセンターOZONE)
2007年 再生 もったいある、暮らしのデザイン展(JR岐阜駅ACTIVE G)
2008年 全国伝統的工芸品まつり・ぎふ(岐阜メモリアルパーク ふれ愛ドーム)
2008年 にっぽんらいふ2008(東京ビッグサイト)
2009年 The 68th Tokyo International Gift Show 2009 AUTUMN(東京ビッグサイト)
2009年 NAGOYA DESIGN WEEK 2009(アサヒドーカメラ名古屋本店、JR岐阜駅ACTIVE G)
2010年 The 69th Tokyo International Gift Show 2010 SPRING(東京ビッグサイト)
2010年 NIPPON MONO ICHI(リビングデザインセンターOZONE)
2011年 国際家具デザインフェア旭川 デザインコンペティション入賞入選作品展(旭川市化学館)
2011年 IFDA 2011巡回展 LIVING & DESIGN(インテックス大阪)
2011年 IFDA 2011巡回展 IFFT interiorlifestyle living(東京ビッグサイト)
2011年 LINKS NAGOYA マーケット(ポートメッセなごや)
2012年 グッドデザインエキシビジョン2012(東京ビッグサイト)
2013年 Kitchen & Bath China 2013中国:上海新国際博覧中心
2013年 DESIGN TOKYO 第4回 東京デザイン製品展(東京ビッグサイト)
2014年 Macworld / iWorld 2014(アメリカ:The Moscone Center North Hall)
2014年 DESIGN TOKYO 第5回 東京デザイン製品展(東京ビッグサイト)
2014年 The Chairs ver.13ナディアパーク アトリウム
2014年 IFFT Interior Lifestyle Living(東京ビッグサイト)
2015年 iF design exhibition Hamburgドイツ:Hamburg HafenCity
2016年 international home + housewares show 2016アメリカ:McCormick Place
2016年 The Chairs ver.14ナディアパーク アトリウム
2016年 グッドデザインエキシビション2016東京ミッドタウン

講演
2014年 技術講演会「デジタルものづくりとプロダクトデザイン」名古屋市工業研究所

業務内容
家具、家電、生活雑貨等のプロダクトデザイン。
ロゴマーク、パンフレット等のグラフィックデザイン。

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ホームページをご覧頂きありがとうございます。

インテリア用品を中心にデザイン開発を行っておりますが、
ニッチな分野や業務用品まで幅広く携わっております。

生活者の共感を呼び、市場競争力を高めるだけではなく、
ライフスタイルや景観の向上、ひいては文化発展のため、
どのような製品にもデザインは必要であると言えます。

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〒484-0085 愛知県犬山市大字犬山字西古券114番地31
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mail:info@keisukefunahashi.com

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